十朋亭の工事がのきなみスピードアップしております。
外側の壁の部分と屋根瓦、屋根付近の壁に着手されていて、4名ほどの作業員の方がおられました。
まずは縁側付近の壁部分。
もとの土壁を活かし、そこにシーラーを縫っていきます。
シーラーは、外壁の塗装面と上塗り塗料の付着をよくする役割があるそうです。
一方、屋根は瓦が敷かれていました。
明日は雨の予報なので、今日中に葺いてしまいたい、という感じでしょうか。
そして、竪小路側(展示館側)の壁は、竹組がむき出しになっています。
『昔は土壁を2回塗り、漆喰と仕上げ(石灰)を施工していたんだよ〜』と現場で交通整理をされている方がおっしゃっていました。
竹の枠組みは非常に強く、100年も耐えれるのだとか。
急ピッチで進む十朋亭の工事。
現場の方々、ご苦労様でした。
<今後の予定>
平成28年10月3日 見学休止
平成28年度〜29年度 ・展示館の改築工事
・十朋亭の改修工事
・杉私塾・萬代家母屋の耐震改修工事
・外構、一部解体工事など
平成30年秋 公開開始
十朋亭周辺活用事業にともなう工事について
山口市では、平成30年に明治維新から150年の節目を迎えることから、市指定史跡十朋亭周辺の敷地において、本市の幕末維新の学びの場、また周辺地域の回遊を促す拠点づくりを進めています。
現在、整備工事のための仮囲いを設置しています。
(以上、青字部分は山口市の案内プレートより抜粋しました)
大路ロビーも今後の十朋亭の改修工事のなりゆきを見守っていきたいと思います。
これから工事の進捗状況をご報告しますね!
興味のある方は『十朋亭進捗状況』のカテゴリをご参照してください。
posted by 大路ロビー at 12:06
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十朋亭進捗状況