梅雨が明けたというのに、大気が不安定でにわか雨や雷が多い山口市。
宇部では雨が降ってないのに、山口はスコールだった・・・という日もありました。
そんななか、予定通り6月29日に土用干しを決行しました。
@塩漬けした梅をザルに上げ、水分を切る
A紫蘇はよく絞っておく
Bヨシズの上に梅を干し、紫蘇もなるべく広げながら干す
C雨を気をつけて、3日3晩干す。途中、ひっくり返す
梅酢も容器ごと、日に当てる
Dガラス瓶などにそのまま保存する
平安時代から江戸時代まで、梅干がどういう風に食卓に上っていたかやその効能、また商品としての価値などの紹介が、古文書の紐を解きながら解説されました。
江戸時代の書物には
庭の観賞用の梅と、食用の粒の大きな梅の実がなる梅を、使い分けたほうがよい、とアドバイスがなされており、興味深かったです。
皆さん興味津々で、うなずきながら聞き入ってくれました。
そもそも土用干しの効用ですが、梅の実離れを良くするために行うそうです。
土用干しをする前の梅は、表皮(薄皮)がはがれやすく、種と果肉の身離れが悪いのですが、土用干しをすると表皮と果肉が一体になり、種からはがれやすくなります。
これから3日間、大殿地域交流センターのベランダで干されます。
おいしくなーれー!!
清潔なタッパーに入れて10月22日の試食会まで、保存されます。